なぜツーリング記録アプリを自分で作ったのか — 仲間との思い出と「AIに全部任せて作れるか」への挑戦【開発記 #1】
これは、バイク好きが高じて「ツーリング記録アプリ」を自分で作り始めた、個人開発の記録です。まだテスト中ですが、作っている“今”こそ残す価値があると思い、第1話として「なぜ作ったのか」から書きます。
きっかけは、仲間とのツーリングの思い出
私は定期的に、仲間とツーリングに出かけます。走り終わったあとに思うのはいつも同じこと——「今日どこ走ったっけ」「あの景色よかったよね」を、ちゃんと思い出として残したい。走行ルートと、途中で立ち寄ったツーリングスポットの写真をセットで記録して、仲間と一緒に振り返って話題にしたい。そういう欲求がずっとありました。
既存アプリへの「3つの不満」
走行記録(ルートのログ)が取れるアプリはあります。でも、自分たちが本当に欲しいものは、なかなか揃っていませんでした。
1. 立ち寄ったスポットの写真を共有できない
走行ルートは記録できても、「ここに寄った」というスポットの写真を、仲間と共有して残せるものが見つかりませんでした。ツーリングの思い出って、ルートそのものより「あの峠の絶景」「あの店のご飯」だったりします。そこが残せないのは物足りない。
2. 標高がわからない
ツーリング中、仲間に「ここ、どのくらいの標高あるんだろう?」と聞かれたことがありました。答えられないし、その場でサッと調べられるアプリも分からない。それなら、走行記録と一緒に標高も記録できればいい——これは欲しい機能として明確になりました。
3. 記録が「止まる」
友達がこぼしていた不満がありました。他社のアプリで走行時間を記録していたら、ランチ休憩で一時停止したあと、再開ボタンを押し忘れて記録が止まっていた。気づいたら記録が途切れていて、悲しかった、と。せっかくのツーリングの記録が、ボタンの押し忘れで欠けてしまうのは、確かにつらい。
この3つが、「自分たちが本当に欲しいものは、まだ無い」という確信になりました。
もう一つの動機:AIの波に、自分も乗りたかった
理由は「欲しいアプリが無かった」だけではありません。もう一つ、強い動機がありました。
最近のAIの進化は、「AIがコーディングして、将来エンジニアは要らなくなるのでは?」と思うほど速い。この流れを横で眺めているだけでいいのか、という焦りがありました。それなら、自分もAIを使い、全部AIに指示してものを作る側に回って、この波に乗り遅れないようにしたい。
そしてシンプルに——自分好みのアプリを、自分で開発できるのか試してみたかった。欲しいものが無いなら、AIに指示して自分で作ればいい。バイクの不満とAIへの興味が、ここで一本につながりました。
だから、作ることにした
こうして作り始めたのが、ツーリング記録アプリです。目指したのはシンプルで、自分と仲間が本当に欲しいもの。
- 走行ルートの記録に加えて、立ち寄ったスポットの写真を残して共有できる
- 走行記録と一緒に標高も記録できる
- ランチで止めても、記録が途切れない作りにする
要するに「思い出を、仲間と、まるごと残せる」ツーリングアプリです。
この連載について
本記事は、その開発記の第1話です。これから、
- 技術選定(何でアプリ化したか)
- テスト中のつまずき
- Google Play・App Storeの審査と公開の苦労
- 価格・マネタイズの試行錯誤
- 最初のユーザーの反響
までを、実体験ベースで正直に記録していきます。「AIに指示して、未経験から自分好みのアプリを本当に作って売れるのか」——その全過程を、成功も失敗も含めて残すつもりです。
同じように「欲しいものを自分で作ってみたい」と思っている方の、ひとつの実例になれば嬉しいです。
※ 本記事は当方(バイク乗り・個人開発者)の実体験に基づく記録です。アプリは現在テスト中で、機能や公開時期は変わる可能性があります。
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