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マネックス vs SBI vs 楽天証券【2026年比較】米国株・NISA・手数料の選び方


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マネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社は、日本のネット証券市場における最大手グループだ。それぞれに独自の強みがあり、「どれが一番いいか」は投資スタイルによって変わる。米国株・国内株手数料・NISA・投資信託・単元未満株の5軸で比較した。


比較の前提:3社の基本ポジション

まず3社それぞれの「強み」を一言で表すと次のようになります。

  • マネックス証券:米国株の取扱い銘柄数・ワン株(単元未満株)に強み
  • SBI証券:投資信託ラインナップ数・総合力でトップクラス
  • 楽天証券:楽天ポイント連携・使いやすいアプリが強み

3社とも口座開設・維持費は無料で、NISAおよびiDeCoに対応しています。以下では各軸を詳しく掘り下げます。


軸1:国内株式の手数料比較

SBI証券・楽天証券が完全無料化、マネックスは有料

2023〜2024年にかけて、SBI証券(ゼロ革命)と楽天証券(ゼロコース)が国内株式の取引手数料を完全無料化しました。一方、マネックス証券は現時点でも手数料が発生します(最低55円〜)。

証券会社 国内株手数料(現物)
マネックス証券 取引毎55円〜(定額プランあり)
SBI証券 0円(ゼロ革命コース)
楽天証券 0円(ゼロコース)

日本株のアクティブ売買を主体にするなら、SBI証券か楽天証券が有利です。マネックス証券は米国株・単元未満株への投資に軸足を置いている方に向いています。


軸2:米国株の取扱い状況

マネックスは米国株で業界トップ水準

米国株投資において、3社の違いは取扱い銘柄数と為替コストに表れます。

比較項目 マネックス証券 SBI証券 楽天証券
米国株取扱銘柄数 5,000銘柄超 5,000銘柄超 4,000銘柄超
米国株手数料 約定代金の0.495%(最低0.495ドル) 約定代金の0.495%(最低0.495ドル) 約定代金の0.495%(最低0.495ドル)
リアルタイム為替 対応 対応 対応
時間外取引 一部対応 対応 対応

米国株の取扱い銘柄数ではマネックスとSBIが拮抗しています。楽天証券も主要銘柄は概ねカバーしていますが、小型株や特定のETFでカバーされていない場合もあります。

米国株の手数料自体は3社ほぼ同水準のため、使いやすさと銘柄カバレッジで選ぶのが現実的です。なお米国株の配当金には現地で課税(10%)された後に日本でも課税されるため、NISA口座での米国株投資でも外国税額控除の活用が必要な点は覚えておきましょう。


軸3:NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)の比較

積立なら3社ともほぼ互角、ポイント還元が差になる

新NISAのつみたて投資枠で積み立て投資をする場合、3社ともeMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドを取り扱っています。積み立て対象の主要ファンドはほぼ同じため、ポイント還元率が実質的な差別化ポイントになります。

証券会社 ポイントサービス 投資信託本数(目安)
マネックス証券 マネックスポイント(クレカ積立1.1%還元) 約1,200本
SBI証券 Vポイント等(クレカ積立0.5〜5%) 約2,600本以上
楽天証券 楽天ポイント(クレカ積立0.5〜1%) 約2,600本以上

クレカ積立のポイント還元率ではマネックス証券(マネックスカード利用時1.1%)が高水準です。SBI証券はカードのグレードによって最大5%還元になる場合があります(プラチナプリファードカード利用時)。

積み立て投資を長期で続ける場合、このポイント差がじわじわと積み上がっていく点は無視できません。


軸4:単元未満株(少額株式投資)の比較

ワン株・S株・かぶミニの違い

1株から株式を購入できる「単元未満株」サービスは、3社ともに提供しています。名称と特徴が少し異なります。

証券会社 サービス名 リアルタイム取引 手数料
マネックス証券 ワン株 非対応(翌営業日前場寄り付き) 約定代金の0.55%(最低52円)
SBI証券 S株 非対応(翌営業日) 約定代金の0.55%(最低55円)
楽天証券 かぶミニ リアルタイム対応(スプレッドあり) 0円(スプレッドで収益)

リアルタイムで単元未満株を売買したい場合は楽天証券の「かぶミニ」が便利ですが、スプレッドが発生する点は注意が必要です。マネックスの「ワン株」とSBIの「S株」は翌営業日の約定になる代わりに手数料体系が明確です。


軸5:投資信託ラインナップの比較

本数重視ならSBI・楽天、マネックスは厳選型

投資信託の本数は、SBI証券・楽天証券が2,600本超と多く、マネックス証券は約1,200本と少なめです。ただしeMAXIS Slim全世界株式・全米株式・S&P500インデックスといった定番ファンドはマネックスでも取り扱いがあります。

積み立て対象のファンドが絞り込まれているため「何を買えばいいかわからない」という初心者には、選択肢が少ない方がかえって迷わずに済むという見方もできます。


どの証券会社を選ぶべきか:タイプ別の推薦

以上の比較を踏まえた、タイプ別の推薦をまとめます。

米国株投資を中心に考えている方

マネックス証券またはSBI証券。取扱い銘柄数が最多水準で、本格的な米国株投資環境が整っています。

国内株の売買頻度が高い方

SBI証券または楽天証券。手数料無料化で取引コストを最小化できます。

楽天サービスをよく使う方

楽天証券。楽天ポイントを投資に回せるなど、楽天エコシステムとの親和性が高いです。

NISAクレカ積立のポイント還元を最大化したい方

マネックス証券(マネックスカード利用)またはSBI証券(プラチナプリファード)。カードのグレードによって最適解が変わります。

単元未満株でリアルタイム売買したい方

楽天証券(かぶミニ)。スプレッドに注意しながら活用する。


複数口座の活用という選択肢

3社それぞれに異なる強みがある以上、複数の証券会社に口座を持つのも有効な戦略です。口座の維持費は無料のため、たとえば「メインはSBI証券で国内株・投資信託、サブはマネックス証券で米国株」という使い分けも実用的です。

ただし、NISAの口座は同一年内に1金融機関のみの制限があるため、NISA口座を開設する証券会社は慎重に選びましょう。

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筆者の実際の使い方

参考として、私自身の口座構成を紹介します。

iDeCo と NISA(成長投資枠)は SBI証券に集約 しています。eMAXIS Slim S&P500 と純金ファンドの両方がそろっており、口座管理料が無料。NISA とiDeCoを1社にまとめると資産全体が俯瞰しやすく、節税額の計算も楽です。

現時点ではインデックス投資中心のため SBI 1社で十分機能しています。米国個別株を本格的に始めるタイミングで、マネックスの開設も検討予定です。

「どこで始めるか迷っている」段階なら、まず SBI 証券で iDeCo と NISA を開設して使い慣れてから、必要なら 2社目を足す、というのが現実的な順番です。


まとめ

マネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社は、それぞれ異なる強みを持っています。手数料の安さだけで選ぶ時代は終わり、「何に投資するか」「どのポイントを貯めたいか」「単元未満株を使うか」といった自分の投資スタイルから逆算して選ぶことが重要です。

いずれも口座開設は無料で、実際に口座を持って使い勝手を試してから方針を決める方法も現実的な選択肢です。

※ 本記事の情報は執筆時点のものです。手数料・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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