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日経平均高配当株50とは? NISAで使える高配当インデックスの実力を徹底解説【2026年版】


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結論: オルカン・S&P500だけじゃない。日本株高配当インデックスが2026年に急浮上

「NISAで何を買う?」と聞けば、大半の人が「オルカン」か「S&P500」と答える時代。でも2024〜2026年の直近2年間、日経平均高配当株50指数はそのどちらにも負けていないという事実をご存じでしょうか。

指標 日経高配当株50 S&P500 オルカン
5年リターン(年率) 25.65% 24.38% 21.14%
リスク(年率) 15.72%
リスク効率 1.63
分配金利回り 約3〜4% 約1.3% 約1.5%

リターンで勝ち、配当も多い。 しかも信託報酬0.1%台の低コスト商品が出ている — それが日経平均高配当株50です。

日経平均高配当株50指数とは

日本経済新聞社が算出する株価指数で、日経平均225銘柄のうち配当利回りの高い上位50銘柄で構成されます。

基本スペック

項目 内容
算出開始 2017年1月
構成銘柄数 50銘柄
選定基準 予想配当利回り上位(流動性も加味)
銘柄入替 年1回(6月末)
ウエート方式 配当利回りウエート

自動メンテナンスが便利

年1回6月末に銘柄を自動入替。業績悪化で減配リスクが高まった銘柄を除外してくれるため、個別に銘柄を入れ替える手間がありません。高配当株投資の最大の課題「減配銘柄の処理」を指数レベルで解決してくれます。

2026年の主な構成銘柄

構成銘柄は金融・商社・エネルギーなど幅広いセクターに分散しています。

セクター 代表銘柄 特徴
エネルギー INPEX(1605) 資源価格連動、高配当の代表格
食品・たばこ 日本たばこ産業(2914) 配当利回り4%超の定番
製薬 アステラス製薬(4503) ディフェンシブ銘柄
自動車 本田技研工業(7267) グローバル展開 + 高配当
金融 みずほFG(8411) メガバンク、金利上昇恩恵
商社 三菱商事、三井物産 バフェット銘柄としても注目
通信 ソフトバンク 安定配当+高利回り
セクター構成イメージ
  • 金融25%
  • 商社・卸売15%
  • エネルギー12%
  • 自動車・輸送機10%
  • 通信・IT10%
  • 製薬・化学8%
  • 食品・たばこ8%
  • その他12%
データテーブルを表示
項目割合
金融25%
商社・卸売15%
エネルギー12%
自動車・輸送機10%
通信・IT10%
製薬・化学8%
食品・たばこ8%
その他12%

金融セクターの比率が高いのが特徴です。2024年以降の日銀利上げ局面で銀行株が大幅上昇し、指数全体を押し上げました。

S&P500・オルカンとの比較

「高配当って守りの投資でしょ?」というイメージがありますが、直近のデータは違います。

5年年率リターン比較
データテーブルを表示
項目
日経高配当株5025.65%
S&P50024.38%
オルカン21.14%

なぜ高配当株が好調なのか

  1. 日銀の利上げ: 金融株(メガバンク・保険)が恩恵を受けて急騰
  2. 円安の追い風: 商社・自動車など輸出企業の利益が拡大
  3. バフェット効果: 商社株への投資が注目を集め、海外マネーが日本の割安株に流入
  4. 配当の再投資効果: トータルリターン指数は配当込みで計算されるため、配当利回り3〜4%分が毎年上乗せ

下落耐性が強い

日経高配当株50は下落局面での落ち込みが小さいのも特徴です。配当利回りが高い=株価が下がると利回りが上がる→買いが入りやすい、というメカニズムが働くため、暴落時のクッション効果があります。

買い方は2通り: ETF vs 投資信託

日経平均高配当株50に連動する商品は主に2つ。

ETF: NF・日経高配当50 ETF(1489)

項目 内容
銘柄コード 1489
運用会社 野村アセットマネジメント
信託報酬 0.308%(税込)
分配金 年4回(1月・4月・7月・10月)
分配金利回り 約3.0%(2026年5月時点)
売買単位 1口
NISA 成長投資枠で購入可能

メリット: リアルタイムで売買可能。年4回の分配金を「お小遣い」感覚で受け取れる

デメリット: 分配金の再投資が手動。信託報酬がやや高い

投資信託: Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)

項目 内容
運用会社 日興アセットマネジメント
信託報酬 0.10725%(税込)
分配金 年6回(奇数月: 1, 3, 5, 7, 9, 11月)
基準価額 約15,239円(2026年5月時点)
NISA 成長投資枠で購入可能

メリット: 信託報酬が ETF の約1/3。100円から買える。分配金が年6回で安定感

デメリット: リアルタイム売買不可(1日1回基準価額で約定)

どっちを選ぶ?

重視ポイント おすすめ
コスト最優先 Tracers(0.107% vs 0.308%)
売買の自由度 ETF 1489
少額から始めたい Tracers(100円〜)
NISA口座で一括購入 どちらもOK
分配金の頻度 Tracers(年6回)

筆者ならTracersをおすすめします。理由はコストの差。年間リターンが同じなら、信託報酬が低い方が手取りは確実に多くなります。

NISAでの活用法

成長投資枠で買う

日経高配当株50はつみたて投資枠の対象外です。成長投資枠(年間240万円まで)で購入する必要があります。

ポートフォリオの一角に

つみたて投資枠で S&P500 やオルカンを積み立てつつ、成長投資枠の一部を高配当株に振るのがバランスの取れた戦略です。

投資先 役割
つみたて投資枠 S&P500 or オルカン 長期成長(キャピタルゲイン)
成長投資枠(一部) 日経高配当株50 配当収入(インカムゲイン)
成長投資枠(一部) 個別株 or 他ETF サテライト

配当金シミュレーション

Tracers に月3万円ずつ積立投資した場合(分配金利回り3%想定):

年数 投資元本 評価額(年率5%想定) 年間分配金
1年 ¥360,000 ¥378,000 ¥11,340
3年 ¥1,080,000 ¥1,194,000 ¥35,820
5年 ¥1,800,000 ¥2,110,000 ¥63,300
10年 ¥3,600,000 ¥4,780,000 ¥143,400

10年で年間約14万円の配当収入。 月1.2万円が「何もしなくても」入ってくる計算です。NISA口座なら配当も非課税

注意点・リスク

1. セクター偏りリスク

金融セクターの比率が高い。金利環境が変われば金融株が一斉に下がる可能性があります。

2. 「高配当 = 安全」ではない

高配当株は業績悪化時に減配する可能性があります。指数レベルでは年1回の銘柄入替でカバーされますが、短期的な下落は避けられません。

3. 成長株と比べたキャピタルゲインの限界

配当を出す分だけ内部留保が減るため、テック株のような爆発的な株価上昇は期待しにくい。配当込みのトータルリターンで評価するのが正しい見方です。

4. 為替リスクがない(メリットでもある)

日本株なので為替変動の影響を直接受けません。円高局面では米国株インデックスが目減りする中、日本株高配当は相対的に安定します。

まとめ

項目 内容
日経高配当株50とは 日経225の高配当上位50銘柄の指数
5年リターン(年率) 25.65%(S&P500の24.38%を上回る)
配当利回り 約3〜4%
おすすめ商品 Tracers(信託報酬0.107%)
NISAでの枠 成長投資枠で購入
向いている人 配当収入が欲しい・日本株にも分散したい人

オルカンや S&P500 は素晴らしい商品ですが、「それだけ」に偏るのはリスクです。日本株の高配当インデックスをポートフォリオに加えることで、通貨分散 + 配当収入 + 下落耐性 の3つを一度に手に入れられます。日本株だけでなく米国の高配当ETFと組み合わせたい人は、NISA高配当ETFおすすめ7選で1489・VYM・SPYD・HDVなど日米7本を比較しているので参考にしてください。

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※ 本記事は2026年5月時点の情報に基づいています。投資は自己責任でお願いします。将来のリターンを保証するものではありません。

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